【あってる?間違い?】やってはいけない身近な常識とは【食生活編】
皆さんは自分の中で当たり前になっている生活の習慣なんかはありますか?
常識としてむかしから根付いている知識ほど実は多くが間違っている可能性があるのです。
しかもその常識によって自分の体に思わぬ負担をかけているしたら…
この記事では身近な生活習慣の中の間違いをまとめて、その改善方法を提案します。
もしかしたらその常識間違っているかも?
既存の常識を常に疑い、正しい習慣をマスターしてより健康な生活を目指しましょう!
間違った常識【食生活編】
・1日3食決まった時間に食べる
「食事は1日3食決まった時間に食べる」という人がほとんどだと思います。しかし決まった時間というのが問題なのです。
朝7時、昼12時、夜7時という感じである程度決まった間隔で食事を取ると思うのですが、
この昼と夜の約7時間という空いた時間によって生じる不都合があるのです。
実は食事の間隔が大きく開くことで、次にとる食事のカロリーが吸収されやすくなり肥満の原因になる可能性があるのです。
しかも食事の間隔が空いて空腹の状態が続くと、血糖値が下がってきます。その状態で食事をとると急激に血糖値が上がり、その影響で大量分泌されたインスリンが体の糖を脂肪に変えていくのです、
食事の間隔を空けないようにするためには、間食を上手く活用するようにしましょう。
3~4時間程度の間隔が望ましいとの事なので、おにぎり1つでもおやつに食べることで、間食によるリラックス効果に加えて間隔が空くことを防ぐことが出来ます。
・栄養補給の為にサプリメントを複数摂取する
自炊などをしない人はスーパーやコンビニで買った弁当や外食で済ます人が多いでしょう。
そのため普段から栄養不足を懸念する人も少なくないと思います。中にはサプリメントを服用して不足分を補う人もいるでしょう。
しかしここで複数のサプリを摂取する人は注意が必要です。
ビタミンやカルシウムなど多くの種類がありますが、パッケージが違うように見えても成分に被りがあることも多いのです。
同じ成分がはいったサプリを長期的に摂取することで、栄養の過剰摂取になり健康被害が生じる可能性があります。
栄養の過剰摂取による症状の一例として下のようなものがあります。
サプリメントを摂取する際は自分が不足していると感じる成分以外のところにも目を向けるようにしましょう。
・食事のときに野菜を最初に食べる
食事の際に食物繊維が豊富な野菜から食べることで血糖値の急上昇を抑えられるという話は耳にしたことがある人もいるでしょう。
しかし、実際に重要なのは野菜を最初に食べるところにはありません。
大事なのは主食等の糖質を最後に取ること(カーボラスト)なのです。
野菜の食物繊維が血糖値上昇を抑える働きをするためには糖質をとるまで約5~10分空けなければいけないといわれています。
そのために糖質を出来るだけ後ろに食べる必要があるのです。
出典:2017年、米・ニューヨークのウェイル・コーネル医科大学の論文より
実際に糖質を最後に取るようにした人の血糖値の上昇は他の食べ方に比べ緩やかになっているのが分かります。
急激な血糖値の上昇は健康にも害をなす可能性があるので、ぜひ食べる順番にも気を遣っていきましょう!