【あってる?間違い?】やってはいけない身近な常識とは【睡眠編】
自分の中で常識として備わっている生活の習慣なんかはありますか?
常識としてむかしから根付いている知識ほど実は多くが間違っている可能性があるのです。
しかもその常識によって自分の体に思わぬ負担をかけているしたら…
この記事では身近な生活習慣の中の間違いをまとめて、その改善方法を提案します。
もしかしたらその常識間違っているかも?
既存の常識を常に疑い、正しい習慣をマスターしてより健康な生活を目指しましょう!
間違った常識【睡眠編】
・部屋を真っ暗にして寝る
就寝するときに少しでも明かりがあると寝れないという人もいるでしょう。
しかし、部屋を真っ暗にした状態で寝るのは睡眠にちょっとした悪影響を与えるといわれています。
実は部屋を真っ暗にすることにより外からの感覚が遮断された脳はより情報を得るために過敏になります。
よって少しの刺激で目が覚めやすくなるのです。
また中途覚醒は「ぐっすり眠った気がしない・昼間眠くなる」など日中の行動に影響を与える可能性があります。
就寝の際は間接照明など薄明かりのある環境を整えて眠るのが望ましいです。
光が気になる人は目に入らない程度の小さい間接照明など自分の好みに合わせて選んでみましょう!
・機械的なアラーム音で起きる
朝なかなか目が覚めず、けたたましいアラーム音とともにようやく起床するような人もいるでしょう。
しかしそのような起き方は脳に少なからず負担がかかり、起床後のパフォーマンス低下にも繋がるのです。
アラーム音についてはオーストラリアRMIT大学のグループの研究によって、機械的な音よりもメロディのある音楽や環境音(川のせせらぎや鳥の鳴き声など)の方が目覚めた後の脳の活性化速度が速いことが分かっています。
また、テレビやラジオなどの人の声で起きるのも良いとされています。
アラームアプリなどで自分の感覚に合ったアラームを探してみましょう!
・毎日同じ時間に就寝時間を揃える
規則的な生活習慣を目指して先に就寝時間を揃えようとするのはあまり効果的とはいえないのです。
なぜなら睡眠習慣を整えようとする人はまず毎日の起床時間を揃える方がより効果があるからです。
人は起床して太陽の光が網膜から脳に伝わってからその約16時間後に眠気を感じてくるといわれています。
なので毎日の起床時間を揃えれば自然と夜同じ時間に眠気が来るので結果的に無理をせずに就寝時間がまとまってくるのです。
起床時間から揃えたほうがいい理由として、まず朝の太陽の光を浴びる時間がずれることで体内リズムのずれが生じます。
それによって眠気や疲労感が抜けずらくなって普段の作業に支障がでる恐れがあります。
このような起床時間のずれをソーシャルジェットラグといい、現代型の睡眠障害を引き起こす典型的な要因となるのです。
またこのソーシャルジェットラグによってずれた体内リズムを元に戻すことは容易ではないので、より速い対処が必要となります。
それゆえにまずは起床時間を揃えることが重要になるのです。
しかし休日など日ごろの疲れからどうしても遅い時間まで寝だめをしてしまう人もいると思います。
まずは起床時間のずれを意識して、自分の睡眠スケジュールを見直すことから始めてみましょう。
また起床時間を揃える場合、なれないうちは3時間以内に収めることを目指してみましょう!